富山駅と商業施設「マルート」を結ぶシェルター(屋根)が完成し、27日、供用が始まった。雨や雪にぬれることなく両施設を行き来できるようになり、歩行者の利便性向上と駅周辺の発展につなげる。
シェルターは長さ18.7メートル、幅5.2メートルで、駅構内の商業施設「クラルテ」とマルートの入り口を接続した。JR西日本グループの富山ターミナルビル(富山市)が8月から整備していた。
27日、開通式が行われ、富山ターミナルビルの水田整社長が「傘がなくても歩けるようになったので、駅、マルートにもっと来てもらいたい」とあいさつした。なでしこ保育園(同市)の園児46人や関係者が加わってテープカットした。