健康祈り茅の輪くぐろう 大槌・三陸御社地天満宮、年越しの大祓

茅の輪を設置する三陸御社地天満宮奉賛会のメンバー

 大槌町末広町の三陸御社地(おしゃち)天満宮は8日まで、新年の無病息災などを祈願する「年越しの大祓(はらえ)」を行っている。奉賛会(倉本栄一代表責任役員)が参道に直径約2メートルの茅(ち)の輪を設置した。

 奉賛会のメンバー約10人が稲わらを太さ15センチほどに編み込み、巨大な輪を慎重につり下げた。参拝前に左回り、右回り、左回りの順に3回くぐると身が清められるとされる。

 期間中、社務所の受け付けは午前9時~午後6時。元日は午前10時ごろに虎舞など郷土芸能の奉納が行われる。

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