2024年岩手県内の経済を天気に例えると― 「雨」17%に半減

 

 2024年の県内経済は回復基調―。いわぎんリサーチ&コンサルティング(盛岡市)が経営者らに行った業況見通し調査でこんな結果が出た。業況を天気に例えてもらったところ「晴れ」が28%で前年並み、「曇り」が55%に増えて、「雨」が17%と半減した。新型コロナウイルス禍が落ち着き、多くの業種で横ばいまたは前向きな予報となった。

 県内29の企業、団体のトップに聞いた。24年の業況見通しの内訳は「曇り」が16人で最多。「晴れ」が2人(7%)、「晴れ一時曇り」が6人(21%)。「曇り一時雨」が2人(7%)、「雨」が3人(10%)だった。前年実績に比べて曇りが21ポイント増、一時を含む晴れが3ポイント減、雨が18ポイント減だった。

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