【能登半島地震】石川県内48人死亡確認 2万8000人が避難

倒壊した家屋=2日午前11時、輪島市河井町

 石川県によると、2日午後3時半時点で県内では48人の死亡が確認された。内訳は珠洲市が20人、輪島市が19人、七尾市が5人、穴水町が2人、羽咋市、志賀町が各1人。

 県が午後4時半過ぎから開いた災害対策本部会議で報告した。

 珠洲市は死亡者の詳細を確認している。輪島市では10代男性のほか18人が死亡した。七尾市は50代男性、50代女性、20代女性とほか2人は確認中。羽咋市では70代男性、志賀町では90代男性が死亡した。穴水町は詳細を確認中としている。

 2日午後3時半時点で、石川県内では計353カ所の避難所が開設され、約2万7785人が身を寄せている。

 最多は輪島市の70カ所9229人で、珠洲市が21カ所4100人。能登町42カ所3700人、穴水町44カ所3206人、志賀町18カ所2650人、七尾市40カ所2000人などとなっている。

© 株式会社北國新聞社