三好康児所属のバーミンガム、成績不振でルーニー監督をわずか83日で解任…6位から20位後退の急失速

バーミンガム・シティを解任された元イングランド代表FWのウェイン・ルーニー監督[写真:Getty Images]

バーミンガム・シティは2日、元イングランド代表FWのウェイン・ルーニー監督(38)と、トップチームコーチのカール・ロビンソン氏(47)の解任を発表した。

ジョン・ユースタス前監督のもとで6位に付けていたバーミンガムだったが、今夏にクラブを買収したアメリカ資本「シェルビー・カンパニーズ・リミテッド(SCL)」との間に不和が生じ、昨年10月11日にユースタス氏の解任と、ルーニー氏の監督就任が発表されていた。

DCユナイテッドで同氏をサポートしたロビンソン氏も、このタイミングで入閣した。

ルーニー氏はバーミンガムと2027年6月30日までの3年半契約を結び、ダービー・カウンティを指揮して以来の母国復帰となったが、直近1日のリーズ・ユナイテッド戦でも0-3で敗れるなど、就任後は2勝4分け9敗と燦燦たる成績。チームは20位まで急降下した。

クラブ公式サイトは、「最善の努力にもかかわらず、結果は当初の期待を明らかに満たしていません」とはじめ、イングランドの元ストライカーと袂を分かつことを決めた。

なお、ギャリー・クック最高経営責任者(CEO)は、次のようにコメント。後任は現在のところ、未定となっている。

「残念ながら、ウェインの私たちとの時間は計画通りに進まなかった。そのため、我々は別の道を歩むことにした」

「後任探しは即時開始されるが、あらたな一報が入り次第、サポーターへは最新の情報をお伝えするつもりだ」

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