全国高校ラグビー 茗渓、劇的8強 11大会ぶり

茗渓学園-大分東明 後半29分、右隅に逆転トライを決める茗渓学園のフッカー川村(左)とパスをつないだWTB森尾=花園

ラグビーの全国高校大会第4日は1日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で3回戦8試合が行われ、茨城県代表の茗渓学園は同じくBシードの大分東明に15-10の逆転勝ちを収め、11大会ぶりの準々決勝進出を決めた。同日行われた組み合わせ抽選の結果、茗渓学園は11大会ぶりの4強入りを懸け、第3試合(午後1時20分開始)で前回王者でAシードの東福岡と対戦することが決まった。

東福岡は名護(沖縄)に59-0で大勝。Aシードの桐蔭学園(神奈川)と佐賀工も8強入りした。東海大大阪仰星(大阪第3)は前回準優勝の報徳学園(兵庫)に競り勝ち、Bシード対決を制した。大阪桐蔭(大阪第2)と、2回戦が不戦勝だった中部大春日丘(愛知)のBシード勢も準々決勝進出。流通経大柏(千葉)はノーシードで唯一8強に駒を進めた。

3日の準々決勝はほかに、桐蔭学園-東海大大阪仰星、中部大春日丘-佐賀工、流通経大柏-大阪桐蔭となった。

▽3回戦
茗渓学園 15-10 大分東明
0-10
15-0

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