三笘欠場のブライトン、ウェストハム守護神アレオラの牙城を崩せずゴールレスドロー…【プレミアリーグ】

[写真:Getty Images]

三笘薫の所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンは2日、プレミアリーグ第20節でウェストハムと対戦し0-0の引き分けに終わった。三笘はケガのため欠場している。

年内最終戦のトッテナム戦を勝利した8位ブライトン(勝ち点30)が、リーグ戦3連勝中の6位ウェストハム(勝ち点33)のホームに乗り込んだ一戦。アジアカップに臨む日本代表に選出されたブライトンの三笘は、ケガのためベンチ外となっている。

立ち上がりから一進一退の展開が続く中、ブライトンは26分に最初のピンチを迎える。ベンラーマのパスでDFの裏に抜け出したボーウェンがボックス右から左ポスト直撃をシュートを放ったが、これはオフサイドの判定となる。

さらに28分には、ベンラーマの左クロスのこぼれ球をウォード=プラウズが左足ボレーで合わせたが、これはGKスティールの好セーブで難を逃れた。

ピンチを凌いだブライトンは、32分にバイタルエリアで獲得したFKからグロスの右クロスを供給すると、ファーサイドのウェルベックが折り返したボールから混戦となり、最後はこぼれ球をヒンシェルウッドが合わせたが、これはGKの正面を突く。さらに42分には、ミルナーの左クロスからグロスがヘディングシュートで合わせたが、これもGKアレオラのセーブに防がれた。

ゴールレスで迎えた後半、先にチャンスを作ったのはブライトン。59分、ブオナノッテのパスを左サイドで受けたジョアン・ペドロがドリブルでボックス左から侵入すると、カットインから右足を振り抜いたが、これはGKアレオラが正面でセーブ。

対するウェストハムは61分、ベンラーマの左クロスをがギルモアにディフレクトしてゴール前にこぼれると、これにソウチェクが詰めたがシュートはゴール左に外れた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、膠着状態が続く。後半もポゼッションで上回るブライトンは86分、味方のパスで左サイドを抜け出したミルナーのクロスを中央に走り込んだグロスがフリックしたボールをファーサイドのモデルがハーフボレーで合わせたが、シュートは枠の上に外れた。

さらに89分には、グロスのパスをボックス手前で受けたララナが反転から右足を振り抜いたが、これもGKアレオラがファインセーブ。

最終盤にかけても猛攻を仕掛けたブライトンだったが、最後まで得点は生まれず。試合は0-0でタイムアップ。勝ち点1を分け合う結果となった。

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