ヨビッチのドッピエッタにトラオレ移籍後初弾、主力温存ミランがカリアリに4発快勝でベスト8【コッパ・イタリア】

[写真:Getty Images]

ミランは2日、コッパ・イタリア・ラウンド16でカリアリをホームに迎え、4-1で快勝した。

2023年最終戦となったセリエAのサッスオーロ戦をウノゼロ勝利としたミランは、新年初戦に向けてテオ・エルナンデス、ラインデルス、カラブリアを除いて控えメンバー主体で臨んだ。

セリエAで18位に沈むカリアリに対し、ヨビッチ、チュクウェゼ、チャカ・トラオレの3トップでスタートしたミランは開始4分にピンチ。CKからペターニャのヘディングシュートが枠に向かったが、GKミランテがビッグセーブで凌いだ。

ヒヤリとしたミランは8分、アドリのスルーパスに抜け出したヨビッチがボックス左からシュートもGKラドゥノビッチの好守に阻まれる。

それでも29分、押し込んでいたミランが先制する。テオ・エルナンデスのアーリークロスをボックス内で収めたヨビッチがシュートをねじ込んだ。

前がかるカリアリに対し、ミランは42分に加点。ロングカウンターの流れからテオ・エルナンデスが長い距離を持ち上がってラストパス。ボックス右のヨビッチがスライディングシュートで流し込んだ。

ヨビッチのドッピエッタで2点をリードして迎えた後半、開始5分に3点目。分厚い攻めを見せた流れからボックス中央でルーズボールを拾ったトラオレがシュートをねじ込んだ。

トラオレの移籍後初ゴールで勝負を決めたミランが試合をコントロールする中、61分にはカラブリアをお役御免に。

流してプレーするミランは70分、調整も兼ねてレオンとプリシックを投入。終盤の88分にアッツィにミドルシュートを決められて1点を返されたが、追加タイムにレオンが4点目を決めて快勝。快勝でベスト8へ進出している。

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