現地時間2023年12月30日から2024年1月2日にかけて、プレミアリーグ第20節の10試合が行われた。
遠藤航が公式戦8試合連続先発出場を飾ったリヴァプールはホームでニューカッスルと対戦。序盤から主導権を握ると、20分には遠藤のボール奪取からショートカウンターを発動させてルイス・ディアスがPKを獲得。しかしモハメド・サラーのキックはGKにブロックされてしまう。それでも後半に入り49分、ルイス・ディアスのドリブルからダルウィン・ヌニェスが折り返し、サラーが先制ゴールを奪取する。ここからは点の取り合いとなったが、リヴァプールの1点リードで迎えた86分にサラーがPKを決めてダメ押し。4-2で勝利したリヴァプールが首位をキープした。
アーセナルはアウェーでフラムと対戦。ケガで数試合を欠場していた冨安健洋がベンチ入りした。開始5分、相手の攻撃をブロックしたところからカウンターに転じ、ガブリエウ・マルティネッリがカットインからシュート。GKが弾いたボールをブカヨ・サカが押し込み先制に成功する。しかしその後はフラムが主導権を握ると、29分にはカウンターからラウル・ヒメネスが同点弾。アーセナルは後半の頭から冨安を投入したが、59分にはCKの流れの中から冨安に当たったボールを蹴り込まれて勝ち越しを許す。その後、両チームともチャンスを作りながらスコアは動かずにタイムアップ。アーセナルは連敗となった。
シェフィールド・ユナイテッドをホームに迎えたマンチェスター・シティは13分、フィル・フォーデンのポストプレーからロドリが中央突破してそのままシュートを決め先制に成功。後半に入り61分にはフォーデンのクロスをフリアン・アルバレスが押し込んで追加点を奪う。その後、相手の反撃を許さず、2-0で勝利を収めた。
2試合未勝利だったアストンヴィラはホームでバーンリーと対戦。28分にレオン・ベイリーのゴールで先制したものの、その後は点の取り合いに。バーンリーは後半に退場者を出しながらも71分に同点に追いついたが、90分にドウグラス・ルイスがPKを決めてアストンヴィラが勝ち越しに成功。これが決勝点となってストンヴィラが3試合ぶりの勝利を挙げるとともに、アーセナルをかわして2位に浮上。マンチェスター・シティが3位になり、アーセナルは4位に転落した。
チェルシーはコール・パーマーが2ゴールを挙げる活躍を見せ、ルートン・タウンとのアウェーゲームに3-2で勝利。ノッティンガム・フォレストとのアウェーゲームに挑んだマンチェスター・ユナイテッドは、64分に先制されるなど後手を踏み、78分にマーカス・ラッシュフォードのゴールで追いついたものの、その4分後に決勝点を許し1-2で敗戦。リーグ戦9敗目を喫した。
ボーンマスとのホームゲームに挑んだトッテナムは、開始早々にパペ・サールのゴールで先制すると、後半にはソン・フンミンとリシャーリソンが追加点を奪い、相手の反撃を終盤の1点に抑えて3-1で勝利を収めた。ウェストハム vs ブライトンはスコアレスドローに終わっている。
クリスタルパレスは開始早々にブレントフォードに先制を許したものの、マイケル・オリーセの2ゴールなどで3-1の逆転勝利を飾った。ウルブスはエヴァートンを3-0で下し、リーグ戦3連勝を達成。エヴァートンは一時期の勢いを失い、これで公式戦4連敗となった。
◉プレミアリーグ 第20節 結果
ルートン・タウン 2-3 チェルシー(ハイライト動画)
アストンヴィラ 3-2 バーンリー(ハイライト動画)
クリスタルパレス 3-1 ブレントフォード(ハイライト動画)
マンチェスター・シティ 2-0 シェフィールド・ユナイテッド(ハイライト動画)
ウルブス 3-0 エヴァートン(ハイライト動画)
ノッティンガム・フォレスト 2-1 マンチェスター・ユナイテッド(ハイライト動画)
フラム 2-1 アーセナル(ハイライト動画)
トッテナム 3-1 ボーンマス(ハイライト動画)
リヴァプール 4-2 ニューカッスル(ハイライト動画)
ウェストハム 0-0 ブライトン(ハイライト動画)