アーセナル冨安健洋がアジアカップの日程に疑問「選手にとってよくない」 フラム戦の敗北についても言及

写真:冨安は日本代表へと合流し、14日にベトナム代表との試合を戦う ©Getty Images

アーセナルの日本代表DF冨安健洋が、AFCアジアカップ2024とアフリカ・ネーションズカップ(AFCON)をプレミアリーグのシーズン終了後に開催すべきだと語った。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じている。

AFCアジアカップ2024とAFCONの両大会は、シーズンの真っ只中である1月に開催される。したがって、これらの大会に出場する選手はシーズン中に一旦離脱することを余儀なくされる。

今回のアジアカップは昨年の夏に中国で開催される予定だった。しかし、コロナ禍の影響で開催国がカタールに変更され、中東諸国の気候を考慮して1月に開催されることになった。

アーセナルの冨安は同メディアに対し、両大会の開催時期について「アジアカップもEUROと同じ6月にやってほしい」と述べ、続けてこう語った。

「なんで1月にプレーするのか分からないです。アジアカップはもちろん、AFCONもそうですし、選手にとっては良くない。でもこれが現実なので、優勝して戻ってきます」

冨安はプレミアリーグ第20節のフラムとの試合に後半から途中出場し、ふくらはぎの負傷による離脱から復帰を果たした。しかし、アーセナルはフラムに敗れ、プレミアリーグの4位へ順位を落とした。この敗戦について冨安はこう語った。

「勝ちたかったのでとても残念です。ウェストハム戦(0-2で敗戦)から立ち直らなくちゃいけなかったんですが、それができなかった。ひどい1日でした」

「ウェストハム戦は勝てるだけのプレーをしていました。ただ、フラム戦は勝てるだけのプレーができなかった。自分自身のこと、自分たちがやっていること、自分たちがやらなければいけないことに集中する必要がある」

「同じことをアルテタ監督も言っていました。チームとして団結しなくてはいけない。みんなが、チームのためにできることはなにかを考えなければいけない」

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