クリスマス映画の興行収入40%減

クリスマス休暇(12月24~26日)に香港で公開された映画の興行成績が先ごろ、業界団体から発表された。香港メディアが伝えた香港票房公司の資料によると、この3日間の興行収入総額は前年比40%減の約1960万ドルだった。新型コロナウイルス感染拡大前である2019年同期の興行成績は2942万ドルでデモの影響により前年に比べ30%近く減ったが、今年はそれを下回り、いかに成績が良くないかが分かる。今年のクリスマスは過去20年来で最も興行収入が少なく、インフレを考慮しても成績は良くないという。今年のクリスマス休暇3日間で最も興行成績が良かったのは『アクアマン/失われた王国』の660万ドル。しかし以前はクリスマスの単日で300万ドルに達しており、それに比べると少ない。2位は『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の347万ドル、3位は『ウイッシュ』の325万ドルだった。香港映画で最も興行成績が良かったのは、すでに1カ月以上上映が続いている『年少日記』の130万ドルだった。

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