新春恒例のだるま市が3日、茨城県那珂市飯田の一乗院毘沙門堂(石田健浄住職)で開かれ、開運や息災などを願う多くの家族連れでにぎわった。
同院のだるま市は今年で38回目。境内には赤や白、金などの大小さまざまなだるまのほか、熊手などの縁起物がずらりと並んだ。参拝客は、顔つきや大きさを見比べ、お気に入りのだるまを購入すると、開眼堂でだるまの背に「家内安全」など1年の願いを書いてもらっていた。
家族3人で訪れた同県水戸市河和田、主婦、大沢由佳さん(45)は、買い求めただるまを手に「家族の健康が一番。何事もなく平和に過ごせる1年にしたい」と話した。