砂沼の遊歩道、ウォーキング 正月恒例の歩け歩け大会 茨城・下妻

寒さをものともせず、遊歩道を歩く参加者たち=下妻市の砂沼西岸

53回目を迎えた正月恒例の茨城県下妻市の新春歩け歩け大会(市、市教委主催)が3日、同市長塚乙の砂沼広域公園を発着点にして開かれ、親子連れなど約250人が参加した。砂沼の遊歩道1周約6キロのコースと、途中で砂沼大橋を渡る砂沼半周コースを設け、参加者が思い思いの距離でウオーキングを楽しんだ。

大会は市民の体力増進が目的。参加者は午前8時過ぎ、菊池博市長の号砲でスタート。東にそびえる筑波山を眺めながら、砂沼球場や同公園観桜苑沿いを楽しく歩いた。完歩者全員にミニだるまが贈呈された。

参加した同市の小林悦子さんは、石川・能登半島で起きた地震を気にかけながらも、新春のウオーキングに「歩けてよかった」と笑顔。一緒に歩いた道川英子さんも「気心知れた2人で歩けて楽しかった」と振り返った。

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