全日本高校バレー選手権開幕! 男子・大村工業、女子・純心女子 オレンジコートで全力を

 バレーボールの第76回全日本高校選手権は4日、東京体育館で開幕する。男女各52校が出場。8日までトーナメントで熱戦を繰り広げる。長崎県からは男子の大村工が2年連続20度目、女子の純心女が48年ぶり8度目のエントリー。いずれも3年生主体の好チームで、3年間の集大成となる“春高”のオレンジコートで全力を尽くす。
 第1日は開会式後、男女1回戦を実施。大村工はCコート第1試合(9時30分)で山形中央、純心女はDコート第7試合(16時10分)で長岡商(新潟)と対戦する。
 大村工はエース土井を中心に全国トップレベルの得点力を備えている。守備の安定感を高め、多彩な攻撃を仕掛けていきたい。純心女はOHの中嶋、原口を軸に粘り強いバレーを展開する。どれだけボールを拾い負けないかが勝負の大きなポイントになりそうだ。
 両校ともに強豪がそろう厳しいパートに入ったが、十分に戦える力を積み上げてきた。そろってまずは初戦を突破して波に乗り、新年の長崎に元気と感動を届けたい。

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