長崎・松浦「観光農園モリヤマファーム」 イチゴ狩り始まる 

イチゴ狩りを家族で楽しむ参加者=松浦市、モリヤマファーム

 長崎県松浦市志佐町の観光農園「モリヤマファーム」(守山清和代表社員)で2日、恒例のイチゴ狩りが始まり、市内外から訪れた参加者が新春の味覚に舌鼓を打った。
 イチゴ狩りのシーズンは1~5月。同ファームでは4年前から、自宅で過ごす時間が長くなる正月に外で楽しめる場を提供しようと、営業スタートを2日からにしている。
 この日は午前10時の開園に合わせ、15人が来園。現在5種類の品種を育てているハウスの中で、参加者は手で優しく摘んだイチゴをその場で食べ比べたり、パックに包んで持ち帰ったりしていた。
 佐世保市大潟町から家族4人で訪れた会社員、金﨑正太さん(37)は「時季のはじめのイチゴでも、甘くておいしかった。今年も一期一会を大切にいい1年を送りたい」と笑顔で話した。

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