8日の成人の日を前に、鶴田町は3日、青森県内のトップを切って「二十歳の集い」を町国際交流会館で開いた。対象者110人のうち92人が出席。振り袖やはかま姿の若者たちが、晴れやかな表情で人生の門出を祝った。
式典で相川正光町長が「これから先、つらいことがあっても夢や志を諦めないでください。鶴田町は皆さんの古里。どこにいてもこの町を愛し、ともに歩んでいただきたい」と式辞。参加者を代表し、ともに大学生の佐野心美さん(20)=青森市=と上原涼さん(20)=千葉県勝浦市=が「社会の一員として責任の重さを自覚し、鶴田町を愛し、若者らしい情熱と行動力で、諸先輩方の期待に応えられるよう頑張る」と誓った。
県教育委員会によると、同町を含む23市町村が冬期間に式典を開く予定。