春高バレー、県勢そろって初戦突破 足大付、2-0で徳島科学技術に快勝 国学栃木もストレート勝ち

第1セットに得点を奪い、喜ぶ国学栃木の選手たち=4日午後、東京体育館

 バレーボールの第76回全日本高校選手権大会は4日開幕、東京体育館で男女の1回戦40試合が行われ、県勢は男子の足利大付(5年連続43度目)が2年ぶり、女子の国学院栃木(2年ぶり37度目)が7年ぶりに初戦を突破した。

 足利大付は攻守に圧倒し、徳島科学技術(4年ぶり4度目)に2-0で快勝。第1セットはミドルブロッカー川元大雅(かわもとたいが)やレフト川田夢叶(かわだゆうと)の得点で流れをつかみ、第2セットは序盤でリードを許したものの、中盤に逆転した。

 国学院栃木も近江兄弟社(滋賀、3年連続15度目)に2-0のストレート勝ち。立ち上がりで主導権を握って第1セットを奪うと、第2セットはビハインドの展開からミドルブロッカー増田夢加(ますだゆめか)のスパイクなどで巻き返し、粘る相手を振り切った。

 2回戦は5日、同会場で行われ、足利大付は午後1時50分から大分南(3年ぶり3度目)、国学院栃木は午前9時半から今治精華(愛媛、初)と対戦する。

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