大地震に航空機事故と波乱の幕開け “仕事始め”に2024年への思いを街で聞いた 「ちょっと不安」でも「楽しい一年に」

1月4日は官公庁などで「仕事始め」。

元日に能登半島で大地震が起こるなど、波乱の幕開けとなった2024年への思いを聞きました。

(街頭インタビュー)
「新年早々に地震があり、飛行機の火災もあり…。この先ちょっと不安」
「元日から地震があって、びっくり。(石川県に)学生時代の友だちもいるので大丈夫かなと心配。南海トラフ地震なども、いつ起きるかわからないので。しっかり地震対策をして備えたい」
「防災グッズを全然備えていないので、これから考えたい」

元日に能登半島地震が発生し、不安な雰囲気が広がる中、きょう(4日)から仕事始めの人も。

(街頭インタビュー)
「朝、起きられませんでした」
「豊川稲荷に先ほど朝から行ってきて、お参りした。これから会社で掲げたい」

岐阜県庁では。

(岐阜県 古田肇知事)
「明けましておめでとうございます…と言いたいところだが。能登半島地震そして羽田事故と、新年早々相次いで厳しい事態が起こっている」

岐阜県内でも震度5弱の揺れを観測した能登半島地震について、古田肇知事は「総力を上げて支援していく」と強調しました。

また、休み方改革の一環で「仕事始め式」をとりやめた愛知県の大村秀章知事。

国の制度で支援を要請された、石川県志賀町に職員を派遣する方針を示しました。

(愛知県 大村秀章知事)
「能登半島地震被災地域支援対策本部を設置し、全庁を挙げて迅速かつ効率的な支援を行う」

名古屋市の河村たかし市長も、中区役所の職員に対し。

(名古屋市 河村たかし市長)
「震災の応援を第一にしていただきたい」

一方、グループ全体で、のべ240人あまりが被災地で復旧活動にあたっている中部電力では。

(中部電力 林欣吾社長)
「安全を第一に復旧活動に携わってください」

また名古屋証券取引所では大発会が行われ、竹田正樹社長が地震からの早い復興を願うとともに「辰年である、ことしは天に昇る竜のような上昇相場を期待したい」と話しました。

航空機の事故も含めショックなニュースの多い年明けでしたが、2024年はまだ始まったばかり。

改めて、ことしにかける思いを聞くと。

(街頭インタビュー)
「スタートがいろいろあったと思うけど、明るい未来を期待。石川の復興も」
「楽しい一年になってほしい」

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