能登半島地震受け、京都市が募金箱を設置「個人の物資提供は遠慮を」

京都市が4日に設置した能登半島地震の義援金箱(京都市役所本庁舎)

 能登半島地震を受け、京都市は1月4日、義援金の受け付けを市役所本庁舎や分庁舎で始めた。順次、募金箱の設置箇所を増やし、計73カ所で受け付ける。募金箱を設置するのは各区役所・支所、市営地下鉄駅や各図書館など。集まった義援金は日本赤十字社を通じて被災自治体に寄付される。

 門川大作市長は同日の記者会見で「市民個人による物資提供は(現地での)分類に手間がかかるため、遠慮してほしい。状況が変わればどういう支援が必要かを発信するので、現時点では募金をお願いしたい」と市民に呼びかけた。

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