パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)が、自身の去就について言及した。
3日、トロフェ・デ・シャンピオンが行われ、PSGはトゥールーズと対戦。イ・ガンイン、ムバッペのゴールで勝利し、最多の12度目の優勝を果たしていた。
試合後、取材に応じたムバッペは今シーズン限りで契約が切れ、1月の移籍も噂されている状況だが、何も決断はしていないと明言した。
「まだ決断はしていない。でも、僕たちには会長との合意があり、それは全ての当事者が守られていること意味することになる」
「僕の将来は内なる問題ではない。チームのことを考えなければならない」
ムバッペはナセル・アル・ケライフィ会長と話しており、PSGを離れることになったとしても、チームに損害を与えないことで合意にしているという。
また、前回はシーズン最終盤まで契約延長の決断をしなかったが、自身が明確な状態であれば、決断を早く下すことも明言している。
「2022年、僕は5月まで自分の決断をしなかった。何がしたいのかをわかっているなら、その決断を長引かせるべきではない。意味がないんだ」
「クラブでは誰も僕の状況については話さないし、誰も興味を持っていないんだ」
移籍先の最有力候補とも見られているレアル・マドリーは1月に補強をする気はなし。ムバッペは2025年夏までの1年間の延長オプションをPSGと結んでいるが、その延長を発表する日が近いかもしれない。