競り人のかけ声が響き 広島市中央卸売市場で初競り 瀬戸内海近郊で捕れた新鮮な魚介類が次々と

広島の食を支える広島市中央卸売市場で5日、初競りが行われました。

始まりの合図である鐘の音が鳴り響くのは、広島市中央卸売市場の初競りです。

初競りの前には、5日から仕事始めとなる漁業関係者が集まり、大発会が開かれました。大発会では、能登半島地震の被害者にむけ、黙祷が行われました。

広島市中央卸売市場 久波一行場長
「コロナ禍で変容した消費者行動を的確に捉えたうえで、将来にわたり新たな事業モデルの構築取り組んで行く必要がある」

ことし1年の繁盛を願う一本締めが行われ、いよいよ初競りです。

競り人の勢いのあるかけ声がかかり、初競りが始まりました。瀬戸内海近郊で獲れた魚介類が次々と競り落とされます。初競りではサワラが最高値の1万円で取引されました。

広島市中央卸売市場では建て替えの整備事業者も決まり、大きな節目を迎えようとしています。

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