ブンデス前半戦は苦戦のドルトムント…主将ジャンは「多くのことがうまくいっていないが…」

チームの復調を誓うMFエムレ・ジャン[写真:Getty Images]

ドルトムントのドイツ代表MFエムレ・ジャンが、シーズン前半戦を振り返った。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えている。

昨シーズンはあと一歩のところでブンデスリーガ優勝を逃し、雪辱を期して今シーズンに臨んだドルトムント。しかし、チャンピオンズリーグ(CL)こそ厳しいグループステージで首位突破を決めたが、リーグ戦では16試合を消化して7勝6分け3敗の5位と苦戦している。

すでに首位レバークーゼンとの勝ち点差は「15」にまで広がっており、早くもマイスターシャーレが遠ざかる事態に。これを受けて昨年末にはエディン・テルジッチ監督の解任も噂されていたが、ひとまず留任となった。

思うようなシーズンを送れていないチームについて、今シーズンから主将に就任したジャンも『スカイ・スポーツ』のインタビューで多くの課題があると明言。そのうえで、チームは一丸となって改善に取り組んでいると強調し、加入が噂されるマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFジェイドン・サンチョへの期待も示した。

「僕らにとって今シーズンは、常に簡単ではなかった。すべてがうまくいったわけではなく、チームが自分たちにもっと期待していたのは間違いない。もっと良いプレーができるはずであり、今はそれを見せたいと思っている」

「問題は一つだけではない。正直なところ、今は多くのことがうまくいっていないからね。ボールの扱いも、ポジショニングも、守備の振る舞いも。チームとして改善する必要があるのは間違いないだろう。間違いなく、もっと良くなるはずだ」

「監督とチームはお互いとても正直に、思っていることを伝え合ったよ。それが重要だったと思う。監督にとっても簡単ではなかったはずだ。それでも彼はとてもリラックスしており、トレーニングに非常に集中している。彼は僕たちによく声をかけてくれるし、チームを助けたいと思っているんだ。それは良いことだよ」

「個人的に言うなら、ジェイドン・サンチョをとても気に入っているよ。彼が来てくれれば、僕らのさらなる助けになると信じているからね。ただ、どれだけ助けになるか、彼が来るか来ないかについてはわからない。とはいえ、来てくれたら間違いなく嬉しいね。違いを生み出す選手で、いつもゴールやアシストをしてくれる。非常に才能があり、単純に違いを生み出す選手なんだ」

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