「パリでメダルを」パラ陸上の石山大輝選手が抱負

パラ陸上の走り幅跳びで今年開かれるパリパラリンピック出場を目指す、愛媛県松山市出身の石山大輝選手が5日、愛媛県庁を訪れ、勝負の年の抱負を語りました。

松山市出身の石山大輝選手(23)は、現在、順天堂大学の大学院に通い、パラ陸上・走り幅跳びなどで活躍しているアスリートです。

高校1年の時に光を感じる網膜に異常が生じる国指定の難病=網膜色素変性症と診断され、現在は、パラ陸上で2番目に障がいが重いクラスで戦っています。

石山選手は5日、県庁を訪れ、中村時広知事に去年のアジアパラ大会で2つの銅メダルを獲得したことを報告し、パリパラリンピックに向けての意気込みを語りました。

石山大輝選手(23)
「しっかり出場権を獲ることが1個大きい目標で、出場できますとなった時には世界4位を経験しているので、それより上をどんどん狙っていかないといけないと思うので、しっかり自分の中ではメダルが獲れればいいかなと思っています」

石山選手は、今年5月に神戸市で行われる世界選手権に出場し、好成績を残せばパリへの道が近づきます。

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