中国、欧州ブランデー調査 不当廉売疑い、対抗措置か

 【北京共同】中国商務省は5日、欧州連合(EU)加盟国からのブランデーが不当に安い価格で販売されている疑いがあるとして反ダンピング(不当廉売)調査を始めたと発表した。中国酒業協会が調査を申し立てた。

 EUは昨年12月、中国からのバイオディーゼル燃料について反ダンピング調査を始めたと発表しており、中国側の対抗措置とみられる。

 調査期間は来年1月5日まで1年間。特別な事情があれば6カ月間延長できるとしている。

© 一般社団法人共同通信社