福島、柏からMF加藤匠人をレンタルで獲得!「新たな地での挑戦にワクワクしています」

福島加入が発表されたMF加藤匠人[写真:©︎J.LEAGUE]

福島ユナイテッドFCは5日、柏レイソルに在籍するMF加藤匠人(24)の期限付き移籍加入を発表した。

移籍期間は2025年1月31日まで。加入中、柏との公式戦には出場できない。

加藤はU-12から柏の下部組織に所属。トップチーム昇格とはならず筑波大学に進学したが、2021年から特別指定選手として柏のトップチームでプレーすると、翌年には正式加入を果たした。

2022シーズンは公式戦16試合に出場したが、2023シーズンは出場機会が減少。明治安田生命J1リーグで3試合、YBCルヴァンカップで3試合、天皇杯で1試合の出場にとどまった。

新シーズンは福島でプレーすることになる加藤は、両クラブを通じてコメントしている。

◆福島ユナイテッドFC
「柏レイソルから移籍してきました 加藤 匠人です。自分自身の成長と福島ユナイテッドFCのために、覚悟を決めてきました。新たな地での挑戦にワクワクしています。試合で勝利に導く存在となり、J2昇格できるように全力で戦います。共に戦いましょう!」

◆柏レイソル
「今年は福島ユナイテッドFCに移籍し、新たな地で挑戦することに決めました。アカデミー時代も合わせて10年間レイソルで過ごし、サッカーの楽しさや厳しさなど、多くのことを学び、経験させてもらい、本当にお世話になりました。愛着のあるレイソルを離れる決断は簡単ではなかったです」

「しかし、今の自分に何が必要か、目標を成し遂げるためにやるべきことは何かを考えてきて、今回の決断に至りました。特に昨シーズンはチームが苦しい戦いを強いられる中、なかなかメンバーに入ることができず、これまでの自分のサッカー人生の中で一番苦しく悔しい1年で、自分自身の不甲斐なさと力不足を感じました」

「この悔しさ、味わった経験を新しい環境でエネルギーに変え、努力し続けて、大きな選手に成長します。プロデビューを大好きなクラブで、憧れの日立台でできたこと、サポーターの皆様と勝利のロレンソを歌えたことは、一生の宝物です。新天地で活躍する姿を見せられるように頑張りますので、見守っていただけたら嬉しいです。本当にありがとうございました」

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