「えらいことだと思います」2024年波乱のスタート “能登半島地震”に“航空機衝突事故”

テレビ愛知

1日に発生した能登半島地震。5日午後2時現在、死者94人、安否不明者200人以上に。取材班が車で被災地に入りました。

取材班:
「4日の地震で大規模な火災が発生しました。まだ白い煙が上がっているのが分かります」

取材班:
「陸に打ち上げられた船もあります」

取材班:
「道路が完全に崩落してしまっています。もう岩肌が見えてしまっている状況です」

石川県七尾市の倒壊現場では、必死の捜索活動も行われています。

捜索中の自衛隊員:
「おはようございます。自衛隊の者ですけど、どなたかおられますか」

避難者:
「全然まったくライフラインが使えないので。ここは唯一、電気と水もちょっと出るということでここにいたほうがいいのかなと」

能登半島の地震発生を受けて、この地方からも支援も。

豊田市消防本部南消防署 消防指令長:
「私たち救助活動で早く救出したいというのが一番の思い」

4日、名古屋市消防局や豊田市消防本部などで構成される愛知県大隊の2次隊が被災地に向けて出発しました。

名古屋市消防局隊員の現地での活動の様子です。生存率が著しく低くなるとされる「発生後72時間」が過ぎてもなお、生存者を探すべく必死の救出活動が今も続いています。

2日には、その被災地に物資を運ぶ途中で大事故も起きました。

羽田空港で燃える機体。

日本航空の旅客機と、石川県に物資を運ぶ予定だった海上保安庁の航空機が衝突し、火災が発生。旅客機の乗員乗客は全員避難し無事でしたが、海上保安庁の航空機の乗員6名のうち5名の死亡が確認されました。

年明けの日本を襲った大災害と大事故に、街の人はどのように感じたのか。

街の人:
「ちょっとなんかね。あんな事故見ると、(飛行機に乗るのは)ちょっとこわい」
「(名古屋でも)揺れましたね。(緊急地震速報が鳴って)めちゃくちゃ怖かったです。机の下に隠れた」
「石川県の地震があって、今度は羽田で飛行機の事故と。えらいことだと思います。自衛隊とかいろんな方が支援に行っているので、それが落ち着いたら、家の掃除とかボランティアで行けたらいいなと思っています」

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