全国観光大会へ結束 水戸商工会議所 新春のつどいに500人 茨城

来月の観光振興大会の成功へ鏡開きする内藤学会頭(左から2人目)ら=水戸市千波町

水戸商工会議所(内藤学会頭)は5日、茨城県水戸市千波町の水戸プラザホテルで「新春会員交流のつどい」を開いた。出席した会員ら約500人が新年の一層の飛躍と、2月21~23日に市内で初めて開かれる「全国商工会議所観光振興大会2024in水戸」の成功を祈った。

内藤会頭は冒頭、能登半島地震に触れ「東日本大震災の時は、たくさんのお見舞いを頂いた。今度は私たちが支援する番」とし、被災地支援への決意を述べた。観光振興大会については「万全の準備を進めている。水戸を全国に知らしめる絶好の機会」と意欲を示した。

同大会は、各地の商工会議所の会員が数千人規模で集まる大型コンベンション。毎年、全国の各都市で実施されている。水戸では歴史や食、観光を紹介する四つの分科会や、タレントで国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンさん、脳科学者の中野信子さんを迎えた対談を行う。中庭忠副会頭はそれらの催しを紹介しながら「今こそ水戸が一つになる時」と結束を呼びかけた。

同つどい会場には、会員事業所によるPRコーナーが設けられ、水戸証券が今年制度が拡充された新型の少額投資非課税制度(NISA)の仕組みを紹介するなど22社が出展した。

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