ブラジル代表のフェルナンド・ジニス暫定監督(49)が解任されたようだ。
『ESPN』によると、この決断は選挙時の不正が疑われるブラジルサッカー連盟(CBF)のエドナルド・ロドリゲス会長に裁判所の仮差し止め命令が言い渡され、暫定的に復職した翌日になされたという。
後任に浮かぶのはサンパウロのドリバウ・ジュニオール監督(61)。CBF会長はすでにサンパウロのジュリオ・カサレス会長と協議中だが、契約解除金92万ドル(1億3000万円)を要求されているそうだ。
フルミネンセを率いるジニス監督だが、昨年7月からブラジルを暫定的に指揮。同年10月から北中米ワールドカップ(W杯)に向けた南米予選が始まったが、6試合で2勝1分け3敗の6位に甘んじる。
ブラジルはジニス監督をつなぎ役として、カルロ・アンチェロッティ監督を招へいを狙ったといわれるが、先日にレアル・マドリーが契約延長を発表している。