震度1以上、4日半で千回超に 能登半島地震、3年間の2倍

地震で倒壊した自宅兼倉庫を見つめる男性。「建て直そうとは思わない。もうここには住めないかな」=6日午前8時19分、石川県能登町

 気象庁は6日、能登半島地震で、震度1以上を6日午前8時までの約4日半の間に1045回記録したと発表した。地震活動が活発化した2020年12月から23年12月までは506回で、約3年間の2倍を超えた。

 気象庁によると、1日は午後4時ごろから地震が起き始め、6日午前8時までに、震度7を1回、5強を7回、5弱を6回観測している。

 震度1以上は1日と2日がそれぞれ350回を超え、4日と5日はいずれも100回未満となったが、活発な活動が依然続いている。

 年間では21年に70回、22年に195回、23年に241回観測している。

© 一般社団法人共同通信社