西九州新幹線 年末年始は6万5000人利用 帰省や旅行の需要高まる

 JR九州は5日、年末年始(2023年12月28日~1月4日)の新幹線と在来線特急の利用状況を発表し、西九州新幹線(武雄温泉-長崎)は約6万5千人(前年同期比99.7%)だった。新型コロナウイルス禍前の18年の在来線特急かもめ(諫早-長崎)と比べると103.9%だった。
 期間中、西九州新幹線で最も乗車率が高かったのは下りが12月29日の105%、上りが1月3日の95%。長崎線(鳥栖-江北)は約15万6千人で、前年同期比109.3%、18年比80.3%だった。
 九州新幹線(博多-熊本)は前年同期比112.8%の約27万5千人で、18年比で98.8%だった。JR九州は「帰省や旅行の需要が高まり、多くの人に利用いただいた」とした。

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