トッテナムのDFエリック・ダイアーがバイエルンの移籍が近づいているようだ。イギリスメディア『イブニング・スタンダード』などが伝えている。また、ダイアーとバイエルンは個人的な契約に関して、口頭で合意に達しており、残すはトッテナムとバイエルンのクラブ間交渉になるという。
今シーズン終了後にトッテナムとの契約が満了となるダイアーは、夏にフリーエージェントとなる。そこでトッテナムは少しでも移籍金を得るために、今冬に売却する可能性があるという。
2014年の夏にスポルティング・リスボンから加入したダイアーは、ここまでトッテナムで公式戦274試合に出場。今シーズンは、主力CBのクリスティアン・ロメロとミッキー・ファン・デ・フェンがケガで不在の試合があったにもかかわらず、公式戦4試合の出場にとどまっている。アンジェ・ポステコグルー監督は、CBにSBを本職とするベン・デイヴィスやエメルソン・ロイヤルを代わりに起用しており、ダイアーは監督の構想から外れている。
トッテナムは、現地時間1月5日に行われた、FAカップ3回戦バーンリー戦を1-0で勝利。試合後のインタビューで、ダイアーについて尋ねられたポステコグルー監督は「彼は負傷しており、昨日はトレーニングをしなかった」とバーンリー戦を欠場した理由を説明。
続けて、ダイアーとバイエルンの関係について問われ、「それは別の問題だ。私の誠実さを疑わないでくれ。彼はケガをしており、でっち上げたわけではない。(バイエルンについては)まったくわからない」と回答した。
またロメロとファン・デ・フェンを欠いているトッテナムは、ジェノアで躍進するルーマニア代表DFのラドゥ・ドラグシンに関心を寄せていると、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』などが報じている。