「SNS(交流サイト)映え」をテーマにした観光サイトを運営するスナップレイス(東京都品川区)は6日までに、2023年にインスタ(インスグラム)映え度が最も高かったスポットを都道府県別に発表した。栃木県は、那須町高久丙の那須テディベア・ミュージアムだった。
同社はSNS上のあらゆる投稿を分析し、SNS映えするスポットだけを集めて地図上にマッピングしたサイト「スナップレイス」を運営。今回は、サイトに掲載された全国約1万2千件のスポットを対象に、SNS投稿データを独自の画像解析システムによって分析した。
那須テディベア・ミュージアムでは、世界中のアーティストが作った個性豊かなコレクションを多数展示している。特別企画展「となりのトトロのぬいぐるみ展」が開催中で、インスタでは、キャラクター「トトロ」と一緒にバス停を待っているシーンが再現できるフォトスポットが人気だという。
同社によると、2023年にインスタ映えしたスポットは、「淡色カラー」「非日常感を感じる」「アート要素が強い」といった傾向があるという。
隣県では、特産品の「干し芋」にちなんだ「ほしいも神社」(茨城県)、英国スコットランドの古城を移築・復元した観光施設「ロックハート城」(群馬県)が選出された。