紙製品の売上が日本一の愛媛県四国中央市で6日、「紙の初市」が開かれ、過去最高となる67億円を超える取引が成立しました。
テーブルには、ティッシュペーパーやウェットティッシュなどの紙製品がずらりと並べられ新春恒例の紙の初市が開かれました。
今年は製紙会社や紙問屋など、去年より5社多い55社180人が参加し、売り手と買い手の取引が成立するたびにテーブルを囲んで威勢の良い三本締めが響きました。
今年の初市の取引額は、去年を3700万円上回る67億1000万円で、過去最高を更新しました。
一方で主催者によりますと、今年は輸送費や円安の影響による原材料費の高騰など、紙産業を取り巻く環境は、去年以上に厳しい状況が続きそうだということです。