秋田GK安田祐生がオーストラリアへ 「信念を貫いて、大好きな秋田に貢献できる人間に」

[写真:©︎J.LEAGUE]

ブラウブリッツ秋田は6日、GK安田祐生(25)がオーストラリアのファーンヒルFCに完全移籍と発表した。

安田は秋田の育成出身。2021年に東京学芸大学を経由して秋田でプロ入りしたが、昨季も出場なしだった。クラブ公式サイトで長文にて挨拶をしている。

「ブラウブリッツ秋田に関わる皆様、いつも熱いご支援、ご声援ありがとうございました。この度、秋田を離れてオーストラリアへ行くことを決意しました」

「ユースからブラウブリッツ秋田にお世話になり、大学を経てプロサッカー選手として僕を受け入れていただきました。選手として過ごした3年間で多くのことを学び、成長させていただきました。ブラウブリッツ秋田には感謝しかありません。本当にありがとうございました」

「3年間で試合に出ることができず、自分がシュートを止めてチームを勝たせるという目標は達成できませんでした。いつも声をかけてくださった方々、期待してくださったファン・サポーターの皆様、一番の応援団である家族の前でその姿を見せられなかったこと、心の底から悔しいです」

「しかし、ブラウブリッツ秋田で得た、かけがえのないものが多くあります。たくさんの方々の想い、数々の歴史、感謝の気持ち、悔しい気持ち、秋田の一体感、秋田人魂、、、。」

「それらが自分自身に新たな火を灯してくれました。これからは、『安田祐生第二章』の始まりです! サッカー選手として、1人の人間として様々なことにチャレンジして成長してきます!」

「そしていつかまたブラウブリッツ秋田の歴史をみなさんと一緒に作っていけるように、超パワーアップして秋田に戻って来たいと思いますので、温かい目で見守っていただけると嬉しいです」

「『信じたこの道を俺たちは行くだけ。全ては愛する秋田の為』信念を貫いて、大好きな秋田に貢献できる人間になれるよう精進します。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします!」

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