自分でつくとおいしいね 茂木で宇都宮ポニー選手らが餅つき大会

元気にきねを振り下ろす宇都宮ポニーの選手

 【茂木】小山の「樹(き)の花自然園 花の山」は6日、飯(いい)の旧逆川中校庭に本拠のグラウンドを置く宇都宮市の硬式野球チーム「宇都宮ポニーベースボールクラブ」と共に餅つき大会を開いた。

 同園が地元逆川地区で取れたもち米やきなこなどを用意。選手の保護者らも食材を持ち込んで計約30人が集まり、午後からの練習初めを前に同園ビジターセンター前で餅をついた。同園の客も集まった。

 小6から中2までの選手12人は初めて握る大きく重いきねに悪戦苦闘しながら餅つきを手伝い、3臼ついた餅をきなこ餅や納豆餅、雑煮や汁粉などにして味わった。宇都宮市陽東小6年呉明宸(ごめいしん)君(12)は「自分でついたのですごくおいしい」と、チームメートとうれしそうに口に運んでいた。

 同チームの本拠「逆川グラウンド」は同園の親会社の協力で昨年整備された縁がある。昨秋からチームが園路の整備を手伝うなど同園と結びつきを深めている。

元気にきねを振り下ろす宇都宮ポニーの選手
元気にきねを振り下ろす宇都宮ポニーの選手

© 株式会社下野新聞社