長崎県内の「20歳」 統計過去最少を更新 あす成人の日

県内20歳の人数の推移

 1月8日は「成人の日」。県教委によると、長崎県内で成人式典の対象者となる20歳の人数は前年より76人少ない1万2178人(2023年11月1日時点)で、統計を取り始めた1980年以降、過去最少となった。
 成年年齢は民法改正により、2022年4月に18歳に引き下げられたが、県内全ての自治体が従来通り20歳を対象とした式典「二十歳の集い」などを開催している。
 対象者は03年4月2日~04年4月1日生まれ。内訳は男6242人(前年比161人増)、女5936人(同237人減)。この1年は第2次小泉内閣が発足した他、六本木ヒルズがオープン、県内では全国高校総合体育大会(インターハイ=長崎ゆめ総体)、長崎市で男児誘拐殺人事件などがあった。
 佐世保市など6市町は7日、長崎市は8日に式典を開き、「誓いのことば」や恩師からのビデオメッセージなどを予定。島原市など14市町は3~6日に既に開いた。

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