小田原市立小中学校の女子トイレに生理用品 児童・生徒に配慮し設置

小田原市役所

 小田原市は9日から、市立小中学校の女子トイレに生理用品を設置する。新型コロナウイルス禍に経済的な理由などで生理用品を買えない「生理の貧困」が顕在化したためで、近隣自治体では中井町や二宮町などが実施している。

 市教育委員会によると、2021年6月の市議会定例会での一般質問をきっかけに、市教委として検討した結果、設置を決めたという。これまで市内の小中学校では緊急用として保健室に備えていたが、心理的ハードルの高さなどから取りに行けない児童・生徒に配慮する必要があると判断した。

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