1年間の無病息災と家内安全を願う 新居浜の新春・伝統行事「お水取り」

泉から湧き出た水を神社に奉納する新春の伝統行事、「お水取り」が7日、愛媛県新居浜市内で行われました。

市内若水町にある「つづら淵」は、平成の名水百選にも選ばれている新居浜市指定の史跡で、7日は、午前6時から地元の住民らが集まり神事が行われました。

新居浜の新春行事である「お水取り」は、1月7日の早朝に汲み上げた湧き水を神社に奉納し、その水を使った料理を食べることで、1年間の無病息災と家内安全を願う伝統行事です。

けさは、数え年で12歳から84歳の年男、年女の11人が、湧き水を順番にひしゃくで汲んでいきそのあと近くの一宮神社に奉納しました。

そして、その水で炊いた「七草がゆ」が、4年ぶりに振舞われると参加者らは、1年間の健康を願っていました。

(女の子)「(今年は)テストで100点をたくさん採ってみたい」

(男の子)「算数の成績を良くして習い事をがんばる」

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