男性が女性に言われると「冷める言葉」と愛され女子の秘密の言い換え術

恋愛において、コミュニケーションは重要なポイントの一つです。

同じ気持ちを伝えているのに、選ぶ言葉によって相手が受ける印象は大きく変わるため、恋愛だけでなく人と接するときには注意したいものですよね。

伝えたい思いは同じなのに、言葉選びで恋心や愛情が冷めてしまう…なんてことも起こり得ます。

今回は、実際に男性から聞いた意見をもとに、冷めやすい言葉と、言い換え術をご紹介します。

これ言うと冷められるって本当…?秘密の言い換え術で目指す愛され女性

1:「会う時間も作れないの?」

「仕事が忙しくてなかなか会えないときに『会う時間も作れないの?』と言われると冷めます。会いたいと思ってくれてるのは嬉しいけど、会う時間を作れないことを責められているように感じてしまいます」(34歳/IT関連)

社会人になるとお互い仕事や趣味が忙しく、好きな男性や彼氏となかなか会えない…という悩みを抱いている女性は少なくないですよね。

男性は恋愛よりも仕事にウェイトを置く傾向にあるため、仕事が忙しい時期はなかなか会えなくなってしまうことも起こります。

また、男性はシングルタスクなため、仕事に集中しているときは恋愛のことは優先できなくなりますが、女性は忙しいときでも時間を作って彼に会って元気をもらいたい、と考えるもの。

そのため、どうしてもすれ違いが生じてしまうんですよね。

会いたいというポジティブな気持ちを伝えたいのに、「会う時間も作れないの?」というようなネガティブなワードチョイスをしてしまうのはもったいないです!

「会う時間も作れないの?」の言い換えは、「会いたい!今週は○日が空いてるんだけど会えない?」です。

ストレートに会いたい気持ちを伝えると同時に、会いている日程をピンポイントで伝えることによって、男性も返事がしやすくなります。

2:「私のこと好きだったらもっとLINEしてくれるよね?」

「以前付き合っていた女性に『私のこと好きだったらもっとLINEしてくれるよね?』と言われて冷めてしまいました。ぶっちゃけ男はLINEにそんな重きを置いてないんですよね…。

仕事が忙しく、返事をしそびれていたときに『トイレ行く暇もないの?トイレでLINEできるじゃん!』と責められて、引いてしまいました」(40歳/経営者)

男性は女性と比べるとLINEでのコミュニケーションを重要だと考えていない傾向にあります。

LINEはあくまで連絡ツールであり、こまめにコミュニケーションをとる必要はない、と考えている男性が多いといえます。

しかし女性は初めのうちは頻繁に来ていたLINEが減っていくと不安な気持ちを抱きがち。

特になかなか会えない状況が続くと、その不安はより一層積もっていきます。

しかしそんなとき、『私のこと好きだったらもっとLINEしてくれるよね?』と伝えるのはNGです!

会えなくても彼からLINEが来るとどんな気持ちになりますか?寂しい気持ちや不安が解消されますよね。

その気持ちをポジティブに伝えることが大切です。

『私のこと好きだったらもっとLINEしてくれるよね?』の言い換えは、「会えなくてもLINEが来ると寂しくないから、LINEしてくれるとうれしい!」です。

3:「なんでもいいよ」

「デートのときにどこに行きたいか、何が食べたいかを聞くと『なんでもいいよ』と答える女性、結構いるんですけど冷めます。

デートプランを考えるのも結構大変なので、リクエストしてくれた方が助かります」(31歳/自営業)

デートのときに行きたい場所や食べたいものを聞かれてつい「なんでもいいよ」と答えていませんか?

女性からすると「あなたと一緒だったらなんでもいいよ」の意味が込められていたとしても、男性にとってはどうでもいいような印象や主体性がない印象を受けます。

特にこだわりがなく、許容範囲が広いというポジティブな意味でも捉えられる「なんでもいいよ」ですが、男性にとっては冷めてしまう言葉のひとつなんだそう。

また、仕事が忙しい男性からは「デートプランを毎回考えるのが大変」という声も多くあがりました。

女性は男性にエスコートして欲しいと思う人が多いでしょうが、お付き合いは二人で築き上げていくもの。積極的に女性からデートプランを提案していくのもひとつの手です。

「なんでもいいよ」の言い換えは、「ここに行きたい!」「これが食べたい!」です。

日頃からデートスポットやレストラン、カフェなどで、行きたいところをストックしておくとリクエストしやすいですよ。

4:「なんで連絡してくれないの?」

「マメじゃない自分が悪いのはわかっているんですが、『なんで連絡してくれないの?』と言われると、正直冷めます。仕事が忙しくなるとつい連絡しそびれてしまうんですが、そういうときは精神的にも余裕がないんですよね…そのタイミングでキツイ言い方で責められると、違うかも、と感じてしまいます」(32歳/経営者)

LINEで連絡をしても既読スルー、未読スルーをされると女性は不安を抱いたり傷ついたりしてしまいますよね。

特に数日間未読状態だと、「何かあったのかな?」と彼の健康状態を心配してしまう気持ちはよく理解できます。

LINEなんて数分あればできるのになんでしてくれないの?と憤りを感じるのも当然のこと。

しかし、先ほどお話しした通り男性にとってLINEは連絡ツールであり、シングルタスクなため忙しい時期はどうしてもLINEが滞ってしまうものなのです。

怒りたい気持ちはグッと抑えて、「連絡できないくらい忙しかったんだね、お疲れさま。でも心配だったよ」と伝えましょう。

連絡が来なくて心配だった、ということを伝えれば、男性も連絡をしなかったことを反省する気持ちが芽生えます。

5:「私に会えなくても平気なんだね…」

「女性と比べると、男性は会う頻度が少なくても大丈夫な人が多いと思うんですよね。特に忙しいとなかなか会う余裕がなくて、しばらく会えなくなることもあります。

そんなときに前の彼女から『私に会えなくても平気なんだね…』と言われて、ちょっと冷めてしまいました。もう大人なんだからさぁ…と言いたくなっちゃいました」(33歳/グラフィックデザイナー)

好きな男性や彼氏としばらく会えないことが続くと、「私は会いたいのに彼は会いたくないのかな?必要ないのかな?」という不安に包まれてしまいますよね。

男性はLINEでの連絡よりも会うことが大切だと考えている人が多い傾向にあるため、会うこともスムーズにいかないのなら大事にされていない、愛されていない、と感じてしまうことは当然のことです。

不安な気持ちが爆発してしまうと、久しぶりに会ったのに「私に会えなくても平気なんだね…」というようなネガティブな言葉を伝えてしまうことも起こり得ます。

会えなくて不安で寂しかった、という気持ちを上手に伝える言い換えは「会えなくて寂しかった。寂しかった?」です。

好きな女性に「会えなくて寂しかった」と伝えられて嫌な気持ちになる男性はいません。男性にリサーチした結果、「むしろキュンとする」という声が多くがあがりました。

それだけでなく、「寂しかった?」と聞くことで彼の気持ちを確認することができます。

彼も同じように寂しい気持ちを抱いていたのであれば、同じ気持ちだったんだな、ということがわかり、安心できるのではないでしょうか。

今回ご紹介した言葉は、すべて「彼のことが好き」という気持ちが強くなればなるほど、言いがちな言葉です。

好きだと思える気持ちはとても素敵で大切なものなのに、相手にネガティブな印象を与える言葉を選んでしまうことによって男性に冷められてしまうのは悲しいことですよね。

言葉を発する前にネガティブな印象を与えないか考えて、丁寧に言葉を選ぶことが大切です。

彼の愛情が冷めることなく、むしろ増すような言葉に言い換えましょう。

(mimot.(ミモット)/ Hanako Iguchi)

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