ミランは7日、セリエA第19節でエンポリとのアウェイ戦に臨み、3-0で快勝した。
2023年最終戦の前節サッスオーロ戦をウノゼロ勝利とした3位ミラン(勝ち点36)は、5日前に行われた新年初戦のコッパ・イタリアでは主力を温存してカリアリに4発快勝とした。そのミランはジルーやレオン、ロフタス＝チークら主力がスタメンに戻った。
19位エンポリ(勝ち点13)に対し、開始3分にショートコーナーからラインデルスが際どいミドルシュートを放ったミラン。エンポリがアグレッシブな入りを見せたことで一進一退の攻防で立ち上がっていたが、12分に先制する。レオンが左サイドを縦に突破した流れからクロスを受けたロフタス＝チークがダイレクトで合わせた。
先制後はミランが押し込む流れとすると、28分にPKを獲得する。ロフタス＝チークのシュートを止めにかかったボックス内のマレーがハンドを犯した。
このPKをジルーが決めてリードを広げたミランはハーフタイムにかけても主導権を握り、2-0で前半を終えた。
迎えた後半、圧力をかけるミランは54分にロフタス＝チークのミドルで、62分にプリシックのヘディングシュートで3点目に迫っていく。
71分のピンチではカンチェッリエーリのボックス内からのシュートをGKメニャンがセーブして凌ぐと、88分に決定的な3点目。相手のCKを跳ね返したロングカウンターの流れから、途中出場チャカ・トラオレに公式戦連発、セリエA初ゴールが生まれた。
3-0で快勝としたミランが前半戦最終戦を白星で飾っている。
