新戦力マッツォッキ退場のナポリ、トリノに完敗で新年初戦黒星【セリエA】

[写真:Getty Images]

ナポリは7日、セリエA第19節でトリノとのアウェイ戦に臨み、0-3で完敗した。

2023年最終戦の前節モンツァ戦をゴールレスドローで終えてしまった8位ナポリ(勝ち点28)は、オシムヘンがアフリカネーションズカップ参戦のため欠場となった一方、ポリターノが出場停止から復帰。クワラツヘリア、ラスパドーリと共に3トップを形成した。

10位トリノ(勝ち点24)に対し、守勢の入りとなったナポリは5分、サパタにGKゴッリーニ強襲のシュートを打たれると、8分にはヴラシッチのミドルでゴールに迫られる。

さらに21分には大ピンチ。右クロスにフリーでヴラシッチに合わせられたが、シュートは枠外に外れて助かった。

ヒヤリとしたナポリがここから盛り返すと25分に決定機。ディ・ロレンツォがボックス右ポケットを突いてマイナスにクロス。ラスパドーリが合わせたがシュートはGKミリンコビッチ=サビッチの好守に阻まれた。

さらに28分、ボックス左からラスパドーリが際どいシュートを浴びせたナポリだったが前半半ば以降、一進一退の攻防に持ち込まれると、43分に失点。FKの流れからサナブリアにゴールを許した。

1点ビハインドで迎えた後半、ナポリは新戦力のマッツォッキを投入。しかしそのマッツォッキが開始4分、ラザロへのスライディングタックルでVARの末、一発退場となってしまう。

すると52分にリードを広げられる。ヴラシッチにボックス手前右からミドルシュートを決められた。

さらに66分、CKからボンジョルノにヘディングシュートを決められた10人のナポリはそのまま反撃できずに敗戦。新年初戦、黒星スタートとなった。

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