韓国疾病管理庁が総合病院など標本監視機関206カ所を通じて集計したノロウイルス感染症の患者数は2023年最終週(12月24~30日)時点で268人に上り、11月5~11日(49人)の5倍以上に増えたことが分かった。聯合ニュースが伝えた。
■乳幼児の感染率高く
ノロウイルスは特に冬季に発生しやすく、今シーズンも12月10~16日の週に患者が200人を超えていた。特に、患者全体に占める0~6歳の乳幼児の割合は、11月12~18日の30%から12月10~16日には68.2%に上昇し、最終週は47.4%だった。
同庁の関係者は、ノロウイルスは予防するワクチンがないため、手洗いや食材の十分な加熱など基本的な衛生管理に気を付けるよう呼びかけている。