ワイヴァンズ、9連勝3位ターン バスケ男子B2・静岡に81-74、逃げ切る

 バスケットボール男子・Bリーグ2部は第16節最終日の7日、各地で5試合が行われた。東地区のパスラボ山形ワイヴァンズは静岡市中央体育館で静岡(西地区)と対戦して81―74で勝利し、チーム記録を更新中の連勝を9に伸ばした。リーグ戦全60試合のうち、前半戦を通算成績17勝13敗、順位は3位で折り返した。

 山形はルーズベルト・アダムス、ジェームズ・ベル、村上慎也、白戸大聖、ティモシー・ホリフィールドが先発した。山形は第1クオーター(Q)に6割を超えるシュート成功率でリードを奪うと、前半を49―37で終えた。第3Q序盤に一時4点差に迫られたが、ホリフィールドらがリバウンドを制して相手の反撃を断ち、逃げ切った。

 ベルが15得点6リバウンド、マイケル・フィンケが13得点7リバウンド、岡島和真が12得点だった。

 天童市のイオンモール天童で行われたパブリックビューイングには、定員を大きく超える約270人が訪れた。

 次節は20日、上山市の三友エンジニア体育文化センターで青森と対戦する。

いい形で締めくくれた  石川裕一ヘッドコーチの話 前日よりも積極的に来る相手に対し、押された時間帯はあったが、最後まで選手たちがハードワークしたことで勝利をつかんだ。連敗で苦しい時も応援してくれたブースターのためにも、前半戦をいい形で締めくくることができて良かった。後半戦はさらにチーム力に磨きをかけてプレーオフ進出を目指す。

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