市長室開放、年始あいさつ 深浦伊万里市長、市民と触れ合い

市長室を開放し、県展大賞受賞者の久保敏昭さん(右)と談笑する深浦弘信伊万里市長(左)=市役所

 伊万里市の深浦弘信市長は4日、新年の仕事始めに合わせて市長室を一般開放し、訪れた市民と年始のあいさつを交わした。

 「あけまして市長室」と名付け、午前中の2時間開放した。2020年に始めた企画で、新型コロナウイルスの流行があり、4年ぶりの実施となった。

 事前に市のホームページや交流サイト(SNS)で来庁を呼びかけ、市議や企業・団体の関係者を含めて25人ほどが訪れた。立花町の久保敏昭さん(78)、娃子(あいこ)さん(80)夫妻は、敏昭さんが昨年の佐賀県美術展覧会(県展)で大賞を受賞した写真作品を持参し、「飾ってください」とプレゼントした。深浦市長は「正月早々、よかお年玉をもらった」と喜び、執務机の真向かいの壁に飾ることにした。(青木宏文)

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