感謝と自覚と 青森県内21市町村で20歳記念行事

再会した友人と記念写真を撮る出席者=7日、青森市のリンクステーションホール青森
再会した友人と記念写真を撮る出席者=7日、青森市のリンクステーションホール青森
再会した友人と記念写真を撮る出席者=7日、青森市のリンクステーションホール青森

 8日の「成人の日」を前に、青森県内21市町村で7日、20歳を祝う記念行事が開かれた。きらびやかな振り袖やスーツに身を包んだ若者たちが旧友との再会を喜び合い、決意を胸に大人としての一歩を踏み出した。

 青森市は県内最多の2261人が対象。コロナ禍で分散開催が続いていたが、4年ぶりに青森、浪岡両地区でそれぞれ一斉開催とした。このうちリンクステーションホール青森で開かれた青森地区の「はたちのつどい」には、対象者2161人のうち1491人が出席した。

 鈴木麻友さん(20)と三浦亮さん(20)が出席者を代表し「支えてくれた多くの人への感謝を胸に、困難に立ち向かいながら輝かしい人生を歩む」などと誓いの言葉を述べた。出席した埼玉県在住の大学生佐々木玲さん(20)は「大人になったんだと実感した。これからは親孝行していきたい」と話した。

 県教育委員会によると、本年度の対象人数は、県全体で、夏・冬開催合わせて計1万1319人。

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