J1連覇狙う神戸が長崎の主力MF鍬先祐弥を獲得! 「ピッチでは守備力、ハードワーク、展開力に注目して」

神戸入りが決まった鍬先祐弥[写真:©︎J.LEAGUE]

ヴィッセル神戸は8日、V・ファーレン長崎からMF鍬先祐弥(25)の完全移籍加入を発表した。

長崎県長崎市出身の鍬先は東福岡高校から早稲田大学に進学。高校時代は日本高校選抜に選ばれたほか、全日本大学選抜の経歴を持つ。

2021年には地元クラブの長崎へ入団。初年度からボランチとして主軸を担い、3年目の2023シーズンは明治安田生命J2リーグで37試合1得点を記録した。

J1王者に加わることになった鍬先は両クラブを通じてコメントしている。

◆ヴィッセル神戸

「初めまして。V・ファーレン長崎から加入することになりました、鍬先祐弥です。リーグ連覇をはじめとする、1つでも多くのタイトル獲得に貢献できるよう、自分の持つ力の全てを出し尽くします。ピッチでは守備力、ハードワーク、展開力に注目してください」

「1日でも早くチームに適応して、皆さんから認めていただけるよう精進します。これから熱い応援のほど、よろしくお願いします」

◆V・ファーレン長崎
「この度、ヴィッセル神戸に移籍することになりました。加入してから3年間たくさんの応援ありがとうございました。J1昇格のため全力でプレーしてきました。ただチームをJ1昇格に導くことができなくて、自分の力不足を痛感しました。申し訳なく思っています」

「僕自身長崎出身ということもあり、クラブやファン・サポーターの皆さんの心強い後押し、期待をしてくださり本当に感謝しています」

「僕には学生時代から『J1で活躍して日本代表になる』という夢があります。その夢を達成するため、ヴィッセル神戸に移籍するという決断に至りました。自己中心的であることは重々承知しています。ですが、僕自身で選んだ道が正解であったと思えるように責任を持って神戸で絶対的な選手になれるよう成長します」

「僕にとって長崎は地元のチームであり特別な存在です。また会いましょう。いってきます!」

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