400年前の福山城築城を祝って始まったとされる「福山とんど祭り」が、広島県で行われました。
とんどは地区ごとに用意したもので、去年から市民たちが組んだ竹にわらをかぶせて手づくりしています。先端には縁起物の鶴亀や伊勢海老などが華やかに飾られています。
そのとんどが、「中央公園」に登場。4つの小学校区のとんど合わせて6基が、街を練り歩きます。
「ヨーイ、ヨーイ、ヨーイヤナ」
総勢500人で高さおよそ4メートルのとんどを引いて商店街を練り歩き、一部のとんどは、出発からおよそ2キロ先の小学校まで運ばれました。
小学校では、書き初めや正月飾りなどとともにとんどに火が入れられると、たちまち火柱が上がりました。
参加した中学生
「高校受験に向けて、体調管理とか健康をとんどに祈って、ことしもがんばりたいと思います」
参加者は無病息災を祈りました。