「親に感謝でいっぱい」「自分をずっと好きなままで生きていきたい」成人の日に問う 理想の大人とは

8日は成人の日です。広島市では「二十歳を祝うつどい」が開催されました。

華やかな晴れ着姿で同級生との再会を喜ぶ若者たち―。広島市の「二十歳を祝うつどい」は、2003年度に生まれたおよそ1万2000人が対象です。

出席者
「まだ大学生ですけれど、まだ親から生活費を送ってもらったりしているのでなんとか自立した社会人になりたい」
「うれしいです。親に感謝でいっぱい」

出席者の父親
「ここまで長かったけれど、なんとか成人を迎えられてうれしい限りです」

出席者
「母親の振り袖を着られてうれしい」

成人の日を迎えた若者たちが生まれた2003年は…。イラク戦争が世界を揺るがし、広島でも自衛隊派遣や戦争に反対する声が上がりました。また、中国から世界に拡大したSARSの流行で、未知なるウイルスへの緊張感に包まれました。

あれから20年…。つどいでは二十歳の代表として、津間葵衣さんと脇田唯彦さんが誓いを述べました。

二十歳を祝うつどい代表 津間葵衣さん・脇田唯彦さん
「輝かしい未来に向かって羽ばたいていくことをここに誓います」

新しい時代を担う若者たちが思い描く理想の大人は一体どのような大人なのでしょうか?

二十歳を迎えた若者たちにどんな大人になりたいか聞きました!

出席者たち
「1級建築士になっていい家を建てたい」
「しっかり就職して、着実に年をとっていきたいと思います」
「これまで実習に行ってきた看護師さんを見てそういう看護師になりたいと思いました」

「男を磨きたいですね。義理人情を重んじ、男を磨くものだと思っている」
「心理カウンセラーになりたいと思っている。大学院の勉強をがんばりたい」
「自分をずっと好きなままで生きていきたい」

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