【シンザン記念】川田「能力の高さを見せてくれたレースだった」ノーブルロジャーがデビュ2連勝

1月8日、京都競馬場で行われたG3・シンザン記念(芝1600m)は、3番人気の外国産馬・ノーブルロジャーがデビュー2連勝を決めた。直線では馬場の真ん中から鮮やかに抜け出す快勝で力の違いを見せつけた。

シンザン記念、勝利ジョッキーコメント
1着 ノーブルロジャー
川田将雅騎手
「能力の高さを見せてくれたレースだった思います。出入りの激しい形になってポジション争いも簡単には収まらず、その中でこのポジションになったので、そこからレースを組み立てました。全体的に馬場がどこも変わらない中で、開幕日から内はしっかり使われていましたので、敢えてここは外の馬場を選びました。(ジャンタルマンタルと同じパレスマリス産駒での勝利ですがポテンシャルは?)似てる部分も多く感じることがありましたし、とても良い種馬だなと思う2頭ですから、この馬も重賞馬になることが出来てよかったなと思います。すぐに勝たせていただきありがたく思いますし、今年も1年無事に怪我なく、皆様に求めれる結果を得ていけたらなという思いです」

レース結果、詳細は下記のとおり。

1月8日、京都競馬場で行われた11R・シンザン記念(G3・3歳オープン・芝1600m)は、川田将雅騎乗の3番人気、ノーブルロジャー(牡3・栗東・吉岡辰弥)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に1番人気のエコロブルーム(牡3・美浦・加藤征弘)、3着に17番人気のウォーターリヒト(牡3・栗東・河内洋)が入った。勝ちタイムは1:34.5(良)。

2番人気で戸崎圭太騎乗、ショーマンフリート(牡3・美浦・手塚貴久)は、5着敗退。

馬場の真ん中を突き抜ける

川田将雅騎乗の3番人気、ノーブルロジャーが鮮やかに抜き抜けて重賞初制覇を飾った。レースでは向こう正面を中団からじわじわと進出。勝負どころを外目から上手く押し上げていき、直線では馬場の真ん中へ持ち出されて手応えよく差し脚を伸ばすと、切れ味鋭く先行各馬を差し切ってゴール。デビュー2連勝で強い競馬を見せつけた。

ノーブルロジャー 2戦2勝
(牡3・栗東・吉岡辰弥)
父:Palace Malice
母:Noble Ready
母父:More Than Ready
馬主:ノルマンディーサラブレッドレーシング
生産者:Candy Meadows LLC

【全着順】
1着 ノーブルロジャー 川田将雅
2着 エコロブルーム C.ルメール
3着 ウォーターリヒト 幸英明
4着 ラーンザロープス 横山典弘
5着 ショーマンフリート 戸崎圭太
6着 テイエムリステット 酒井学
7着 アルトゥーム 藤岡佑介
8着 ゼルトザーム 北村友一
9着 ケーブパール 藤岡康太
10着 タイキヴァンクール 浜中俊
11着 バレルターン 西村淳也
12着 フェリーニ 松山弘平
13着 ナイトスラッガー L.モリス
14着 ノボリショウリュウ 角田大河
15着 タイセイレスポンス M.デムーロ
16着 メイショウサチダケ 和田竜二
17着 デルシエロ 坂井瑠星
18着 シトラール A.ルメートル

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