能登半島地震を受けて、富山北部高校野球部の1、2年生33人が8日、富山市のスーパー「原信下飯野店」で、県内の被災者支援のために募金を呼びかけた。
店の入り口で募金箱と「頑張ろう北陸!」と書かれた紙を手に持ち、買い物客に「募金をお願いします」と大きな声で協力を求めた。大野晃(ひかる)主将(16)らが後日、集まった募金を県庁に届ける。
募金活動は自発的な取り組みで、部員たちがミーティングで決めた。地震が発生した1日、高台に避難した部員もいる。大野主将は「今、自分たちが野球をできるのはありがたいこと。募金で少しでも力になれれば」と話した。